小切手の仕訳のタイミングはいつがいい?

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社会人になって経理に所属されると小切手の振出や仕訳など扱うことになります。

 

簿記の勉強をしてきても実際に企業で経理の仕事に就くと、あれ?これはどうしたらいいのだろう?と思うことも出てきます。

 

会社によって仕訳の仕方が違うこともありますが、仕訳のタイミングはいつがいいのか?なども疑問に思うことが出てくるでしょう。

企業間で利用される小切手の取引

個人でも小切手を利用することがありますが、やはり企業間で利用されることが多いです。

 

小切手をきって支払いに利用し受け取った側は銀行で現金にする、もしくは入金することになります。

 

受け取った側は10日以内に銀行で現金にするか、入金することになりますが、この時、支払った側で仕訳する際にいつがいいのか、そのタイミングに迷う方も多いのです。

振出した小切手がいる支払い請求されるか?それはわからない

振出してから受け取った企業・個人がそれを銀行にいつ持っていき、支払い請求するのか?そのタイミングは振出した企業にはわかりません。

 

すぐに持っていくかもしれませんし、10日ぎりぎりに持っていくこともあるのです。

 

となると仕訳するにはいつがいいのか?と相手方のことを考えて記載することは難しいことがわかります。

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小切手の仕訳タイミングはいつがいい?

当座勘定照合表は小切手が当座預金から支払いされた日が表示されます。

 

当座預金照合表は数日遅れて手元に到着するので、当座預金照合表に記載されている期日で仕訳した場合、当座預金残高が少なくなることもあります。

 

そのため、小切手を仕訳するタイミングはいつがいいか?というと、振り出した当日ということになります。

 

いつがいいのかと考えるのではなくて、仕訳のタイミングがずれることで当座預金の残高が不足するような記載にならないように、未決済小切手も含めて振り出した小切手を仕分けておく必要があるのです。

 

いつがいいというタイミングを考えず、必ず振り出した当日に仕分けするようにしましょう。

 

仕訳のタイミングについていつがいいのかと考えることもありますが、小切手に関してはいつがいいのか?ではなく、必ず振り出した日、仮にその日が会社の休日に当たるという場合には翌営業日にすぐ仕訳するようにします。

 

いつがいいかとタイミングを見て書いていると当座預金残高が足りなくなる・・・恥をかくこともあるのです。

 

小切手を発行した当日に仕分けすれば残高が足りなくなるということもありません。

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