小切手の耳の正式名称は?

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小切手をまとめる小切手帳には、耳と呼ばれる部分があります。

 

こちらの正式名称は何なのかをはじめ、小切手の耳はそもそもどうしてついているのかなど確認しておきたい気になる部分をご説明します。

小切手の耳はどこのこと?

小切手をまとめる小切手帳には、耳と呼ばれる部分があります。

 

こちらは振出しをする際に冊子の端に付いたままになっている部分のことで、正式名称として控えと呼ばれることが多いですが、実は正式名称として特に決められていません。

 

正式名称が耳と呼ばれていることが多く、こちらの部分に振出日や相手先の金額を書き込むことで、いつ誰にいくら振出したのかの記録を手元に残しておけます。

 

こちらの耳は振出しした小切手と同じ通し番号が記載されているため、切り離した後でも照合することが可能です。

 

相手が勝手に金額を書き換えるなどのトラブルがおきても、耳を確認すれば正しい金額を確認できます。

耳があるのはどうして?

小切手帳の耳は記録として残しておけるため、交付記録を正式に残しておけるのが特徴です。

 

通し番号があるため後から照会が必要な場合もスムーズに行えます。

 

保管も幅を取らず、冊子ごと保存しておけば問題ありません。

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正式名称として控えと呼ばれることもあるように、あくまで控えとして定着しているのが耳です。

 

小切手番号の他にも渡り先や振出し日なども全て記載できるため、帳簿などの管理も楽に行えるでしょう。

 

また小切手の記入に失敗した時に内容を貼付けておくのにも便利に使える部分です。

保管をする必要はある?

小切手の耳に関しては一定期間保管することが法律で定められていますので、支払が終わった冊子でも処分してはいけません。

 

状況にもよりますが最低でも7年、最長で10年間の保存が義務づけられているため、必ず丁寧に保管をしておきましょう。

 

中小法人の場合は5年というケースもありますが、そこまでかさばるものでもありませんので、できるだけ10年保管しておくと安心です。

 

帳簿と合わせて保管しておく企業が多く、提出が必要な場合は合わせてチェック出来るように取り揃えています。

 

重要書類ということを忘れずに、取扱には充分気をつけましょう。

 

小切手の冊子につけられている控えのことを耳と呼びますが、振出の際には様々な事柄を記入出来る重要な部分です。

 

こちらは一定年数保管義務がありますので、支払が終わっても処分せずに丁寧に保管しておきましょう。

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