小切手を受領したら領収書の発行は必要か
ネットバンクが普及したこともあり、小切手が使われる場面はどんどんと減っています。
テレビでやり取りを目にすることがあるものですが、事業をする際には仕組みは知っておくべきです。
特に受領した際の取り扱いや領収書の発行が必要かどうかは、やり取りをする前に確認しておきましょう。
小切手とは何か
小切手というのは有価証券のことで、記載している金額の支払を指定の口座から行うことができます。
当座預金の銀行から用紙の発行をしてもらい使います。
大金を持ち歩かなくていいことで荷物を減らすことができるだけでなく、盗難対策にもなるものです。
ビジネスのやり取りで急に大金が必要な場面でも金融機関に出向いて引き出さなくても小切手を発行するだけでやり取りができます。
領収書は必要か
紙切れでありながら大金を動かすことのできるものなので、小切手は取り扱いがとても大切です。
現金を受け取ったのと同じ扱いをしなければなりません。
そのため受領したら領収書の発行も必要になります。
必要かどうか知らない人も多いですし、やり取りの中で相手から必要か聞かれたという人もいますが、必ずもらうべきものなので忘れないようにしましょう。
スポンサーリンク万が一相手が用意していないようであれば、領収書が必要な旨を伝え用意してもらいます。
領収書を発行することで受領した証明になるのはもちろんですが、後日帳簿を付けるための覚書としても記録を残しておくべきです。
親しい間柄でのやり取りの場合にはついついやり取りが雑になってしまいがちです。
厳密にやり取りを進めるためにも小切手を受領した時には領収書をきちんと発行しておきましょう。
領収書を発行する際の注意点
小切手を受領したら領収書の発行が必要です。
基本的にはその場のやり取りで領収書の発行をしますが、場合によっては後日郵送されてくるということもあります。
領収書の書式は市販のものでもいいですし、自作のものでも問題ありません。
受領した日の日付で発行し、但し書きは商品代として小切手にて受領という言葉を添えておきます。
印紙税は取引の証明として基本的には発生するものです。
しかし、市町村や銀行などとの取引で免除されるケースもあるので確認をしておきましょう。
小切手は発行したら受領の証明のために領収書の発行が必要です。
必要か知らずに受取を忘れてしまうケースもありますが、受け取らないことでトラブルになることもあるので必ず用意をしてもらいましょう。
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