小切手の現金化は他支店でできないか?

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小切手の取り扱いは種類によって異なります。

 

経理でこうした扱いに慣れている人は種類によってどうすればいいか判断できますが、普段取り扱っていない人にとって例えば他支店で現金化できないか?など疑問に思うことが多いでしょう。

 

小切手を他支店に持っていった場合は現金化できないか?について理解しておきましょう。

現金化できないか?この条件は小切手によって異なる

小切手も銀行渡りだったり特定銀行渡りとされている事もありますし、裏書がある・ないなどいろいろなケースがあります。

 

こうしたケースによって現金化できる条件は異なるのです。

 

裏書がない時は小切手の裏に受取人が住所・氏名を記入し押印、もしくは企業の横判を押印することで現金化できます。

 

裏書は振り出した小切手について誰が現金化したのかという流れを把握するということ、また銀行などが処理する場合にトラブルが起きないようにという目的で書くものです。

 

振出人が現金化する場合でも裏書を行う必要があり、横判以外の場合は住所、氏名、押印が必要になることもあります。

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小切手の表面には必ず振出人の印が必要

お給料などを小切手でもらうときなどは、裏書として振出人の署名捺印をしてもらい、その銀行の支店に持っていくことですぐに現金化してもらえます。

 

もちろん表面の振出人銀行印を押す部分にも押印が必須です。

他支店で現金にできないか

裏書がされていない、振出人の裏書があるなど以外、銀行渡りとなっている場合は、他支店で現金化できないかというと、できないことはありません。

 

ただ、当日現金にできないか?となればこれはできません。

 

銀行渡りの場合、振出人の銀行支店でいったん口座に入金しなければならないのです。

 

いったん入金した小切手を支払い銀行以外、受取人の他支店口座に入金し、他支店ではその小切手を取り立てに出してから現金にすることが必要となるため、現金化できないことはありませんが数日かかります。

 

取り立てを行っている間は現金にすることができないので、数日経って取り立てが終わってから現金化が可能となります。

 

他支店で現金にできないか?ということについては「できるが数日かかる」という解答になるのです。

 

小切手を受け取ってすぐに現金にしたい時もあり、他支店で現金にできないか?と振出人の銀行支店とは違う他支店に持っていくこともあります。

 

できないか?というとできないことはないのですが、取り立てという手続きが必要となるので時間がかかるのです。

 

企業間で取引が多いということなら同じ支店に口座を持っているほうが手続きも簡単です。

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