小切手の押印が不鮮明でも大丈夫かどうかを知るには

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企業間の取り引きにおいて、現金以外の支払い方法によく小切手が利用されます。

 

振り出しの際には銀行の届出印を押印する必要がありますが、時には文字が潰れたりかすれる等不鮮明になる事もあるでしょう。

 

どの程度まで不鮮明でも大丈夫か不安に感じる方の為にも、押印に失敗した時の対処法を含め紹介します。

小切手の基本的情報は知っておこう

近年はネットバンクの普及により、小切手での企業間取り引きも減少傾向にあります。

 

もちろん扱う機会が減ったとは言っても、現金を扱うよりも安全で便利な事から利用する企業は今もなお数多く存在します。

 

若い世代においては馴染みがないかもしれませんが、古くからの取引先と利用する可能性もありますので、基本的情報は知っておくようにしましょう。

小切手の入手方法と振り出し時に必要な情報

銀行で当座預金口座を開設し、小切手用紙を有料で発行してもらう事で、小切手を利用する事が可能になります。

 

1冊当たり50枚綴りとなっており、それぞれに有価証券としての価値があります。

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振り出しを行う際には、1枚ずつ切り離して必要事項を記入、押印をして取引先に渡します。

 

確認しておきたい内容としては、金額と振出日(発行日)、振出人の住所と氏名、当座預金口座の登録印による押印と、割印等が考えられます。

押印が不鮮明でも大丈夫かどうかの線引き

小切手に押印がされていない場合、内容不備となって現金化できず、取り引きが不成立となる可能性がありますので注意が必要です。

 

ですが押印の際に何らかの理由で文字が潰れたりかすれたり、あるいは滲む事も考えられます。

 

このように不鮮明な状態でも大丈夫かどうか、どこで線引きが行われるのでしょうか。

 

実際には、法律で「どの程度まで大丈夫か」という決まりはありませんので、銀行支店の担当者が照合する際の個人的判断に委ねられる事になります。

 

程度がひどい場合には、失敗した印の横にもう一度押印すれば問題ありませんが、やはり見栄えが良いものではない為、押印の際は慎重に行って下さい。

 

不鮮明さが気になる場合は、当座預金口座の担当者に大丈夫かどうか問い合わせてみましょう。

 

小切手に不備があると、現金化できずに取り引きに支障が生じる恐れがあります。

 

取引先にも迷惑がかかりますので、不備のないように作成する事が重要となります。

 

押印する時に失敗してしまったら、すぐ横に押し直せば問題なく利用できますので覚えておきましょう。

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