おじいちゃん、おばあちゃんの丁寧語の表現

おじいちゃん、おばあちゃんを丁寧語で表現すると、どんな言い方になるのでしょうか。

ご自身の祖父母を指す場合、一般的な老人場合の両方で考えてみましょう。

使い方に迷っている人は参考になさってください。

おじいちゃん、おばあちゃんを丁寧語で表現すると「おじいさん」、「おばあさん」です。

因みに尊敬語にするとおじいさま、おばあさまになり、謙譲語だと祖父、祖母になります。

覚えておくと便利ではないでしょうか。

おじいちゃん、おばあちゃんという言い方は、孫が祖父母に対して言う場合もありますが、高年齢の男性や女性を一般的に呼ぶ場合もあります。

後者の方は本人は親しみを込めて言っているつもりでも、言われた方としては良い気持ちにならない場合も多々あるので気をつけましょう。

では丁寧語のおじいさん、おばあさんという言葉を使った例文をご紹介します。

まずは血縁関係の祖父母であるおじいさん、おばあさんです。

「おじいさんはよくお小遣いをくれます」という使い方があります。

また、「おばあさんの誕生日にはネックレスを贈る予定です」という使い方もできるでしょう。

それから、「おじいさんとおばあさんは、子供のころからかわいがってくれたので感謝しています」という文も作ることができます。

また、「私のおじいさんは高知県出身で、おばあさんは京都の出身です」という文の他に、「上司は私のおじいさんの後輩です」という文も作れます。

さらに、「母はおばあさんが昔編んでくれたセーターを見つけて喜んでいます」などの例文も良いでしょう。

次に血縁者ではなく、一般的なおじいさん、おばあさんについての例文です。

いずれも好意的な意味の文になります。

例えば、隣に住んでいる年配の男性のことです。

「隣の家のおじいさんは私に親切です」という文がつくれるでしょう。

また、一般的な高齢の女性が良く利用するお店のことです。

「おばあさんたちは毎週水曜日にこのお店を利用します」という例文もつくれます。

また病院に関する例文です。

「入院患者はおばあさんに比べておじいさんが多いです。

そして、年配の運転手に関する例文もあります。

「タクシーの運転手はおじいさんです。」

さらに、一般的に高齢の女性が好む雰囲気の服についての文もあります。

「おばあさん向けのワンピースです。」

他に、「おじいさんやおばあさんにとっては懐かしいメロディーです」などの例文ができるでしょう。

おじいちゃん、おばあちゃんの丁寧語はおじいさん、おばあさんです。

一般的なおじいさんやおばあさんを指す場合もありますが、血縁関係のあるおじいさん、おばあさんを指す場合もあります。

いずれにしても、相手が不快な気持ちにならないように言い方に気をつけましょう。