目上の人へ留守番電話を聞いたと伝えたい!丁寧な言い方は何と言えばよい?

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目上の人から電話がかかってきた時に不在の場合、相手が留守番電話を残すことがあります。

 

後から「メッセージを聞きました」と伝えたい時、相手に失礼にならないように丁寧な言い方をするには、どのような敬語表現ができるのでしょうか?

「留守番電話」に「お」や「ご」はつけない

目上の人に対する丁寧な言い方には、単語の頭に「お」や「ご」を付けるという方法があります。

 

しかし、留守電に「お」をつけてお留守電としたり、「御」を付けるということはしません。

 

「残されていたメッセージを聞きました」と伝えたい時には、留守番電話という単語を丁寧な言い方にするのではなく、「聞きました」という部分を敬語表現にするのが正解です。

 

電話のメッセージを聞いたのは、自分自身です。

 

そのため、敬語表現では謙譲語を使って「メッセージを伺いました」とすると良いでしょう。

 

相手が目上の人だと、言葉や単語を略すことが失礼に当たる可能性があるため、「留守番電話に残されたメッセージを伺いました」とすれば、日本語としても間違った敬語表現とはなりませんし、ビジネスマナー的にも相手に対して失礼となるリスクがありません。

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別の言い方はある?

「メッセージを受け取りました」は、「うかがいました」以外にも別の表現ができます。

 

「受け取る」という言葉の謙譲語には、「頂戴する」とか「うけたまわる」という言い方もあります。

 

これらを使って、「メッセージを頂戴いたしました」「メッセージたまわりました」などとしても、とても丁寧な言い方となるでしょう。

相手が不在のためメールで用件を伝える時にはどうする?

目上の人からの留守番電話に対しては、上記のようなフレーズを使えば、丁寧な言い方ができます。

 

それでは、こちらから目上の人に電話をしたけれど不在だった時には、どうしたら良いのでしょうか?

 

留守電に用件を入れるという方法もアリですが、長いメッセージを入れるのではなく、詳細な用件はメールで送るのが一般的です。

 

電話するべき用件を、相手が不在だったのでメールにしていますという文章にしたい場合には、社内の目上の人に対して送るのか、それとも取引先など社外の人に対して送るのかによって、おすすめのビジネスフレーズは異なります。

 

社内の目上の人に対して送るなら「先ほどお電話をさせていただきましたが、お忙しいようでしたので、取り急ぎメールにて失礼いたします」、

 

社外へ送るなら「XXの件でお電話をさせていただきましたが、ご不在でしたので、メールにて失礼いたします。」というフレーズをメールの最初に入れれば、相手に「電話したけれど不在だったので」というニュアンスを伝えることができます。

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