ご友人という丁寧語の使い方
会話やメールなどで「ご友人」という丁寧語の使い方があります。
この言葉の使い方は間違えやすいので、正しい使い方や他の使い方について調べてみます。
疑問に感じている人は参考になさってください。
気軽に使っていた人も、この機会に正しい意味を理解しておきましょう。
ご友人とは他称
特にビジネスシーンでよく使うメールで、混同しやすいのが自称と他称です。
友人という言葉を例にとってみましょう。
自称とは自分の友人のことを指します。
その場合は友人という言い方をするのです。
そして、他称は相手の友人のことで「ご友人」という丁寧語の言い方をします。
覚えておいてください。
自分の友人はご友人といわないようにする
勘違いして、自分の友人を「ご友人」といってしまう場合もあるでしょう。
注意したいものです。
特にメールで知らせる場合は文章が残ってしまうので、間違った使い方をするとはずかしい思いをしてしまいます。
よく確認して使うようにしてください。
他の言い方のご令友もある
ご友人以外の他称の言い方は「ご令友」です。
余り使わない言葉ですが、覚えておくと良い豆知識になります。
ご令友の令は年号の令和の令と同じ字で敬うという意味の言葉です。
ご令友の他にご令嬢、ご令息や令夫人などと使うことができます。
スポンサーリンク丁寧語の例文をご紹介しよう
ではご友人を使った丁寧語の例文をご紹介します。
ビジネスメールなどの参考になさってください。
たとえば、「新商品の案内状ができましたので、ご家族やご友人などにお渡しください」という使い方ができます。
また、「AさんはBさんのご友人です」という使い方もでき、「私の友人から紹介されたのは、貴社のCさんのご友人Dさんです」という使い方もできるでしょう。
うっかりやりがちの間違った使い方をご紹介
逆に間違った使い方もご紹介します。
うっかりしてしまうことも多いものです。
今後の参考にしてください。
たとえば、「私のご友人をご紹介します」とか、「Eさんは社長の友人です」という使い方です。
また、メールや会話で相手の友人Fさんのことを「友人のFさんは私の息子の上司です」などと表現するのも間違った使い方になります。
気軽に使ってうっかり間違えてしまうことも多々あるでしょう。
悪気がなくても相手との関係にも影響するといけないので、気を付けて使うようにしたいものです。
丁寧語の表現の一つであるご友人は他称で相手の友人のことを指し、自分の友人のことは友人という言い方をします。
このあたりはビジネスメールや会話などで混同しやすいので気をつけましょう。
他にご令友という言い方も他称の丁寧語なので覚えておくと役に立ちます。
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