おかずは丁寧語なのか?正しい丁寧語表現

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おかずという単語は一見、御の字がついてるから丁寧語かと思われがちですが、御をつければそのまま丁寧語になるかというとそんなことはありません。

 

おかずを丁寧語にするとどの様な表現方法になるのかご説明します。

おかずは丁寧語か?

おかずは漢字にすると御数や御菜というように御が既につけられていますので丁寧語に分類されます。

 

副食物のことを指す単語ですので丁寧語としてそのまま使っても問題はないでしょう。

 

丁寧語かどうか分からずに「御おかず」というように二重におをつけてしまう方もいますが、過剰表現で誤りとなりますので間違えないようにしましょう。

 

同じように「御飯」も既に御が付いている単語ですので重ねてつけると過剰表現で誤りになります。

 

ついつい丁寧語かどうか分からずに過剰につけてしまう方も多いですが、丁寧にしたつもりが間違った使い方をしてしまうと恥ずかしいですので注意が必要です。

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御総菜という言い方もあります

「おかず」は「御総菜」というような言われ方もしますので丁寧語か悩んだ時にこちらを使う方もいます。

 

こちらも御が既についている単語ですので丁寧語です。

 

おかずというよりも御総菜と言った方が目上の方に使う際に無難ですので悩んだ時にはこちらを使うのも良いでしょう。

 

ただし、おかずと違って御総菜ですとスーパーなどで買ってきた品物をそのまま出しているように勘違いされる場合もあります。

 

「御総菜をご用意してあります」よりも「おかずをご用意してあります」と言った方が勘違いが生まれないこともありますので、丁寧語かどうか悩んだ時にはどちらの方が相手の印象が良いか臨機応変に使い分けると良いでしょう。

御を抜けば丁寧語でなくなる?

漢字では御菜や御数というように記されますので、おかずから御を抜いてかずだけにするのも間違えでないか、というとこれはもはや単語の意味そのものが伝わりませんので間違えです。

 

丁寧語かどうか以前に言葉はあくまで伝わらないと意味がありませんので、立場が同等や目下だからと言っておかずから御を抜いてかずだけを伝えるというようなちぐはぐな事が起こらないように気を付けましょう。

 

既に丁寧語として確立している単語は意外と多くありますが丁寧語かどうか悩んだ末、過剰表現をしてしまったり訳の分からない単語を生み出してしまわないように、丁寧語かどうかよりも使い方を間違えないように気を付けることと、相手にとって聞き心地が良さそうな単語を選ぶようにすると良いでしょう。

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