種類ごとに使い分けよう!本の丁寧な言い方を紹介
知り合いが小説やエッセイを出版した時など、誰かから本をプレゼントしてもらうケースがあります。
その場合、お礼を伝える方がほとんどでしょう。
そこで疑問に思うのが、本に対する丁寧な言い方です。
今回は、いくつかの言い方や注意点などを解説します。
本を他の言葉で言い換える時どんな単語がある?
他の言葉で表現したい場合、さまざまな単語があります。
たとえば、書籍や書物、図書や書史などが挙げられます。
著書や著作、著作物と言うこともできるでしょう。
他にも、作品や読みものといった言い方ができます。
より丁寧な言い方はできる?
本はさまざまな単語で表現できます。
しかし、目上の人からいただいた本などには、さらに丁寧な言い方をしたいケースもあるでしょう。
この場合、「貴」や「高」などの言葉を付けることで、敬うニュアンスを加えられます。
「貴書」や「貴著」、「高著」や「御本」と表現できます。
スポンサーリンク本をいただいたらお礼を伝えよう
上司や恩師、取引先の人などが書籍を出版した場合、実物をいただく可能性があります。
もしもいただいた場合は、必ずお礼のメールや手紙を送りましょう。
内容としては、まず出版に対するお祝いの言葉を述べます。
次に、読んだ感想を伝えましょう。
特に興味深かった章や勉強になった部分などについて、具体的に書くと説得力が増します。
くだけた文章にならない範囲内で、感情を込めることをおすすめします。
次に、プレゼントしてもらったことへのお礼を記します。
最後は、今後の活躍を願う一文を書いて締めくくりましょう。
なお、文中でタイトルを書く場合は、絶対に間違えないように注意してください。
サブタイトルも略したりせず、正式名称を書きます。
本に対する表現の注意点
丁寧な言い方を選ぶ時、種類による表現方法の違いを意識する必要があります。
たとえば、「書籍」は文庫本や雑誌、漫画など、さまざまなジャンルのことを指します。
芸術作品としての側面を強調したい場合は、「創作物」や「労作」などの言い換えも可能です。
演劇の原作としての本であれば、「脚本」や「シナリオ」といった表現が適しているでしょう。
他にも、数冊が1セットになっている作品なのか、どのような形式になっているのかなどの違いによって、言い方を変えることが大切です。
迷った場合は、辞書などを使って確かめておくと安心でしょう。
スポンサーリンク