「メリハリ」を言い換えたい!丁寧な言い方を紹介
「メリハリをつける」などの表現は、日常生活でもよく耳にします。
使いやすい便利な言葉だと思っている方は多いでしょう。
しかし、堅い場面で言うことに、抵抗を持つ方もいるかと思います。
そんな時は、もう少し丁寧な言い方に言い換える必要があります。
そこで今回は、メリハリと同じような意味を持つ言葉や例文などをご紹介します。
メリハリの意味や成り立ちとは?
漢字では「減り張り」と書きます。
緩んだ状態と張った状態のことを表しており、「メリハリをつける」や「メリハリのある○○」などの形で用いられることが一般的です。
もともとは、「めりかり(減り上り)」という言葉で、邦楽の分野で使われていました。
低音と高音のことを表しており、特定の分野では今でも用いられています。
メリハリを丁寧な言い方で表現しよう
メリハリには、「緩んだ状態と張った状態」などの意味がありますが、同じような意味を持つ丁寧な言い方をしたい時、どんな言葉が使えるのでしょうか。
類義語としては、「緩急」や「抑揚」、「強弱」などが挙げられます。
なるべく堅い表現を使いたい場合は、これらの言葉を選ぶことで多少丁寧な言い方になるでしょう。
スポンサーリンク文章の中で、なるべくカタカナを使いたくないシーンなどでも活用できます。
「しっかりと区別する」というような意味合いを表現したいのであれば、「けじめをつける」という言い方も可能です。
メリハリを丁寧にした場合の例文
たとえば、「仕事とプライベートのメリハリをつけてこれからも頑張ります」と言いたいシチュエーションを想定してみましょう。
「緩急」などの言い方に変えて、「仕事と私生活に緩急をつけ、今後も精進いたします」などの表現ができます。
「もう少し、メリハリをつけて読んだほうが分かりやすいと思います」
と言いたい時は、
「もう少々抑揚を意識して読んでいただくと、より分かりやすいかと思います」
といった言い方になるでしょう。
「遅刻してすみませんでした。
これからはメリハリのある生活を心がけ、寝坊しないように気をつけます」
と言いたい時はどうでしょうか。
たとえば、
「この度は、遅刻してしまい大変申し訳ございませんでした。
今後はけじめのある生活を心がけ、自己管理を徹底して参ります」
などの言い方が可能です。
これらはあくまでも一例なので、シーンや相手に合わせた最適な言葉や表現を選んでください。
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