カタカナに「お」をつける丁寧語はあるか

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たとえば、おソースやおトイレのようにカタカナの言葉に「お」をつける丁寧語の表現は正しいものでしょうか。

 

話し言葉で付ける場合もあるかと思いますが、正しい表現かどうかは迷うところです。

 

気になる人も多いでしょう。

 

調べてみたので参考になさってください。

話し言葉でカタカナ言葉に「お」をつけることはあるか

私たちの生活でカタカナの言葉は多くあります。

 

どんな言葉があるかというと、たとえばトイレやテーブルなどもありますしパソコンやインターネットもそうです。

 

話し言葉でカタカナ言葉に「お」を付けることはあるか考えてみると、つける人は多いのではないでしょうか。

 

トイレやソースなどは代表的な例になります。

原則としてカタカナ言葉に「お」は付けない

実は原則として外来語やカタカナ言葉に「お」は付けないことになっています。

 

レストランなどで店員さんが「おビール」というのを聞いたことがあるかと思いますが、正式な言葉ではなく業界用語なのです。

 

確かにワインやジュースに「お」をつけるとおかしな感じになります。

 

他にライトやテレビも同じようにおかしな感じになるでしょう。

正しい「お」のつけ方はあるか

正しい「お」のつけ方はあるか考えてみます。

 

日本語にすればおかしくないです。

 

たとえばトイレをお手洗いということはよくあります。

 

また、酒や魚につけるのもおかしくないです。

 

原則としてですが、自分のものにはつけません。

 

たとえば水や机など、自分が飲んだり使ったりするものです。

 

慣用的に付けない場合もあります。

 

たとえば、犬や猫などにつけるとおかしな響きになるでしょう。

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「お」を付けた丁寧語の例文

では「お」を使った丁寧語の例文をご紹介します。

 

まずはビジネスシーンです。

 

・上司にお茶をいれます。

 

この文は茶を丁寧に扱っている丁寧語です。

 

また、次の文もいかがでしょうか。

 

・社長にお菓子を頂きました。

 

菓子を丁寧に言っています。

 

日常生活の文もご紹介します。

 

・お手洗いはあちらです。

 

トイレの場所を丁寧語で紹介した文になります。

 

また、次のような文も考えられるでしょう。

 

・お机を拭きます。

 

この文は机を丁寧語にしています。

カタカナの言葉を使った丁寧語の例文

カタカナの丁寧語の例文も考えてみます。

 

まずはビジネスシーンです。

 

・部長の差し入れのケーキはおいしいと評判になっています。

 

このようにケーキはそのままケーキといいます。

 

次は日常生活の例文です。

 

・私はソースを料理に使います。

 

ソースというカタカナの言葉を使った丁寧語の文です。

 

参考になさってうまく活用しましょう。

 

「お」という接頭辞をカタカナにつけることがあるか迷うものですが、付けないというのが原則です。

 

カタカナはそのまま何もつけずに使います。

 

他の言葉で丁寧な表現にすることができるので表現方法を工夫してみましょう。

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