レッスン料はどんな丁寧な言い方がある?

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レッスンを受けてその料金を支払う場合、また受け取る場合には、相手に対して失礼にならないような丁寧な言い方をしたいものです。

 

月謝のように頭に「お」を付けて「御月謝」とする事はできるのでしょうか?

 

それとも、別の丁寧な言い方があるのでしょうか?

頭に「お」はつけない

レッスン料という単語は、頭に「お」や「ご」を付けて丁寧な表現方法にすることはできません。

 

そのため、丁寧な言い方をするのなら、この単語自身を敬語表現にするのではなく、フレーズの中で尊敬語や謙譲語を使うのが良いでしょう。

 

例えば、自身が生徒の立場で「レッスンの料金を持ってきました」と言いたいなら、「レッスン料を持参いたしました」「月謝をお持ちいたしました」などが適切です。

 

もしも料金の支払いが月に1度なら、レッスンの料金を月謝と呼んでも、間違いではありません。

 

月謝の場合には、頭に「お」を付けて「お月謝をお持ちいたしました」としても良いでしょう。

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他にも丁寧な言い方はある

もしも料金の支払いが都度払いだったり、月ごとではなく週ごとの場合には、レッスン料という呼び方を変えて「授業料」としたり「受講料」にすることも可能です。

 

レッスンとは、講義や授業ととらえることもできるので、授業料とか受講料としても、間違いにはなりませんし、相手を勘違いさせてしまう心配もないでしょう。

 

授業料とか受講料と呼ぶ場合でも、頭に「お」をつけてお授業料とかお受講料とは呼びません。

 

この点は、レッスンと共通しています。

 

「授業料をお持ちいたしました」「受講料を持参しました」のように、この単語以外のフレーズ部分を謙譲語にすることで対応します。

レッスン料に関するマナー

レッスンの料金に関するビジネスマナーは、他にもあります。

 

個人間でのレッスンでは、マナー面が緩くてもそれほど大きな問題やトラブルになることは少ないですが、「社会人としてマナーを知らない人」だと思われてしまうかもしれません。

 

最低限のマナーは押さえておきたいものです。

 

例えば、お金を入れる月謝袋などがない場合には、生徒の側で封筒を準備し、封筒に入れて手渡しましょう。

 

できれば新札がマナー的には理想的ですが、入門料金などの初回は必ず新札にすれば、その後の月謝は特に新札でなくても問題ないと考えられています。

 

お札の入れ方は、顔が描かれている表面を上にして、向きをそろえて入れます。

 

できるだけお釣りがないように正確な料金を入れるのが親切です。

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