妹や姉の敬語・丁寧な表現とは?

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敬語は日本の美的表現の代表で、世界でもまれなほど、きめ細やかな奥の深い文化として評価されています。

 

敬語の基本は相手を敬うこと。

 

特に目上の人や身分の高い人(現在では会社の上司など)へ使う言葉として、社会人であれば身に着けておきたいマナーです。

 

基本的に年下の人や身内に対しては使わないものですが、ちょっと上品に相手の妹や自分の姉のことを丁寧な表現で言いたいこともあるでしょう。

相手の妹を呼ぶときの丁寧な表現

妹のことを丁寧な表現で呼ぶときは、『妹様・妹君(いもうとぎみ)・ご令妹様(ごれいまいさま)・妹さん』のいずれかで呼ぶのがいいでしょう。

 

ちょっと親しい人の妹であれば『妹さん』がふさわしいでしょうし、手紙などの文章にする場合は『妹君や妹様』がぴったりかもしれません。

 

あるいは、セレブなイベントや祝辞の席で呼ぶなら『ご令妹様』と上品に言うこともできます。

 

そのほかにも、『あなたの妹の〇〇(名前)』といっても実は丁寧な表現として通ります。

 

呼び捨てではありますが、頭に妹と断ることで、立派な敬語として通用するので覚えておいてください。

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なお、『あなたの妹さんの〇〇』とより丁寧に言うこともできますので、その場の状況に応じて使い分けてみましょう。

 

ちなみに自分の妹には敬語を付けないように注意してください。

 

『うちの妹様』や『うちの妹君』という言い方は、親しみを込めた言葉で使うことがありますが、公式の場などでは使わないのが敬語のルールです。

自分の姉を呼ぶときの丁寧な表現

姉にあたる敬語・丁寧な表現は『お姉様・姉上様・姉君(あねぎみ)・ご令姉様(ごれいしさま)・長姉(ちょうし)・次姉(じし)』があります。

 

妹と同じように相手の姉に対して使うのが一般的ですが、時に自分の姉に対しても使うことがあります。

 

本来は『私の姉』といえば良いのですが、ちょっと親しみと敬意をこめて『姉上(あねうえ)・お姉さま』などと呼ぶことがあります。

 

もちろん敬語としては正しくはありませんが、現代社会ではそれなりにコンセンサスを得ていますので、ケースバイケースで使うこともできるでしょう。

 

敬語を正しく使うことは、社会人としての評価を上げるポイントになりますし、ビジネスシーンでも評価アップの手段になります。

 

姉・妹といった言葉にまで気を配れれば、それが自分のプラス評価になることもありますので覚えておいてください。

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