待ち合わせをしていた相手からお待たせと言われたら、なんと答える？

彼女や彼氏と待ち合わせをした場合、二人が完全に同じ時刻にその場所に到着するということは少ないものです。

多くの場合には、どちらかが早く到着し、相手を待つのではないでしょうか。

約束の時間を過ぎた場合はもちろんですが、過ぎていない場合でも、遅く到着した人は待っていてくれた相手に対して「お待たせ」というのが社会人としてのマナーです。

そこまでは、多くの人が理解しているのですが、相手からお待たせと言われたら、自分はどう返すのが正解なのでしょうか？

相手からお待たせと言われたら、社会人のマナーや恋愛のマナーの面でいえば、「待っていませんよ」とか「問題ありませんよ」というニュアンスの言葉で返すのが正解だと考える人が多いです。

答え方としては、「いいえ」「大丈夫ですよ」「それほど待っていませんよ」などが多いのではないでしょうか。

こうした答え方をすることによって、相手の「待たせてしまって申し訳ない」という気持ちの負担を軽減することができます。

お待たせと言われたら、どんな答え方が正解で何がNGなのかという明確な線引きはありません。

しかし、自身が「お待たせ」という立場になった場合をシミュレーションした場合、やはり相手から「いいえ、それほど待っていませんよ」と言ってもらえた方が、気持ち的には軽くなるのではないでしょうか。

日本人は全般的に、時間にはとても正確です。

10時の待ち合わせと言えば、余裕をもって5分から10分ぐらい前には約束の場所に到着するという人は多いのではないでしょうか。

もしも自身が約束の場所に10分前に到着して、相手が既に待っている場合でも、やはりお互いに気持ちよく時間を過ごしたいなら、「お待たせ」という言葉で待たせたことへの配慮をしたほうが良いでしょう。

約束の時間よりも早ければ「お待たせ」を言う必要がないという意見があるかもしれません。

これについては、お互いの付き合いの程度や関係性によっても変わりますし、それぞれの考え方などによっても変わってきます。

しかし、ビジネスシーンの場合には、約束の時間よりも速くても待ってくれた相手に対しては「お待たせしました」と言葉をかけましょう。

時間よりも遅くなってしまった場合には、「お待たせしました」よりも「遅くなりました。申し訳ございません。」の方が適切です。