ごわすの敬語はどんな言葉?使い方をマスターしよう

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ごわす、というと西郷隆盛をイメージする人も多いでしょう。

 

鹿児島方面の方言ですが、実は敬語の表現もあります。

 

正しい使い方や敬語表現まで知っておくと地元の人との会話はもちろんですが、うんちくとして披露することもでき役立ちます。

ごわすはどのような使い方をする言葉なのか

ごわす、と語尾につける使い方は耳にしたことがある人も多いです。

 

特に出てくるのは時代劇など歴史ものです。

 

西郷隆盛が使っているイメージが強いのは、ごわすというのが鹿児島県の方言であることが理由です。

 

とても古くから使われている言葉で、現在は使っている人があまりいません。

 

今も一部のお年寄りが使っていますが、日常的に使っている人はかなり減っています。

 

他にも長野県などの地域でも使われることがある言葉です。

 

ごわす、というのは辞書を調べると「あるの丁寧語。ございます、あります。助動詞だの連用形であるでに続いて〜であるという意味の丁寧語として使われる」ということが書かれています。

 

語源をたどっていくと、「〜ございます」という敬語が方言によってなまって少し砕けたニュアンスになって使われるようになったと考えることができます。

 

具体的な使い方としては「これはとても悲しいことでごわす」とか「今日は晴れでごわす」とかという表現があり、語尾に使うことが一般的です。

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ごわすの敬語表現

元々敬語の表現を含んでいるごわすという言葉ですが、「ごわんそ」という言葉になるとより敬語として使う場面があります。

 

あまり耳慣れない言葉ですが、鹿児島では「あしたごわんそ」という使い方が有名です。

 

これは「明日御座候(あしたござそうろう)」が転訛したもので、明日でしょうという意味が明日また会いましょうという意味になり、最終的にさようならを意味する言葉に変化したと言われています。

 

ごわす、は有名な表現ですがごわんそはあまり知られていません。

 

歴史が好きな人や鹿児島の人に対して「あしたごわんそ」という言葉をかけると博識だと思われたり、鹿児島に詳し人だと思われたりするのでぜひ覚えておきましょう。

 

西郷隆盛が使っているのでも有名なごわすという言葉は「ございます」や「あります」といった敬語の意味を含む言葉ですが、少し砕けたニュアンスもある言葉です。

 

より敬語表現として使う場合にはごわんそという言葉が使われます。

 

あしたごわんそ、というのは明日御座候の転訛でさようならという意味で使われる言葉です。

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