お日にちの敬語の間違い
お日にちという敬語は良く使いますが、使い方を間違いやすいものです。
今回は間違った使い方を例文を挙げてご紹介します。
今後のビジネスシーンや日常生活でやりがちな使い方なのでこの機会に改めるようにしましょう。
お日にちは尊敬語の表現
ビジネスシーンや日常生活でよく使う日にちに「お」をつける表現は尊敬語になります。
目上の人に対して使う表現です。
お日にちは日にちの尊敬語です。
正しく使えると、あらゆる場面でのコミュニケーションがスムーズにいきます。
お日にちの使い方を例文でご紹介
では日にちの敬語を使った例文をご紹介します。
正しい使い方の参考にして下さい。
まずはビジネスシーンで使えます。
たとえば顧客に対してです。
予約の日にちを確認する際に次のように使います。
・ご予約のお日にちは6月1日で変更ございませんでしょうか。
また、都合の良い日にちを知りたい場合にも使えます。
・来月で空いているお日にちを教えていただけませんか。
日常生活でも使えます。
たとえば、子供の学校のPTA行事です。
・次回の集まりのお日にちは7月15日14時です。
学校の先生との会話でも使えます。
・個人面談をお願いしたいのですが、空いているお日にちを教えて頂けますでしょうか。
スポンサーリンク使い方の間違いも例文で見てみよう
日にちに関する敬語の使い方の間違いでよくあるのは、自分に対して使ってしまうことです。
尊敬語を自分に対して使うのは間違いになります。
間違いの例を例文で挙げてみましょう。
たとえば美容院の予約の際です。
空いている日にちを聞かれたときの答え方で、次のように言ってしまうと間違いになるので気を付けて下さい。
・私の都合の良いお日にちは16日です。
また次のような間違いもあります。
自分の子供に対して使ってしまう場合です。
たとえば、
・○○の都合の良いお日にちは12日と13日です
という使い方は間違いです。
うっかりしがちの敬語の間違いに気を付けよう
わかっていてもうっかりしてしまうということは、日にちに関する表現に限らずよくあるものです。
ただし、日にちに関しては自分と相手の両方の予定であるときは敬語表現を使えます。
このあたりは難しいので気を付けたいものです。
たとえば、ピアノ教室の発表会です。
・講師が発表会のお日にちは6月28日に決定しました。
と、保護者に言うのは自分のみでなく相手の予定にもなるので間違っていません。
お日にちという尊敬語の敬語表現は相手に対して使います。
使い方で間違いでよくあるのは、自分に対して「お」をつけてしまうことです。
ついやってしまうようなことですが、間違った敬語を使わないように気を付けましょう。
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