返信用はがきにある「ご連絡先」の「ご」の消し方とは?

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同窓会や結婚式などの招待状は、返信ハガキ付きで送られてくることが多いものです。

 

返信ハガキには出席の有無を記載することになりますが、同時に覚えておきたいマナーもあります。

 

どんな点に注意して返信をしたら良いのでしょうか?

「ご連絡先」などの「ご」を消すのがマナー

招待状の多くは、御出席と御欠席のどちらかを選ぶ項目の後ろに「ご連絡先」といった形で自分の情報が記載されているか、自分で記入するよう求められます。

 

この際、「ご連絡先」の「ご」という敬称を二重線で消すのがマナーとなっています。

 

他にも、「御出席」や「御欠席」についても「御」の部分も同じように消します。

 

もし、「御住所」といった形で記載されているのであれば「ご連絡先」と同じくやはり「御」の部分を消すことになります。

 

名前については「ご芳名」と書かれていることがあります。

 

この場合は「ご」だけではなく、「ご芳」までを消して「名」だけを残します。

 

というのも「名」が本来の表現で「ご芳」がセットで敬称となっているからです。

 

なんとなく「名」だけが残っていると変に感じるかもしれませんが、こちらが正しい方法ですので覚えておきましょう。

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線を引いて消す方法について

このように「ご連絡先」などの表記では、敬称の部分に線を引いて消すのですが、その方法についてもマナーがあります。

 

基本は二重線で消すようにして、消す文字が1文字だけであれば右上から左下に向かって斜めに線を引きます。

 

そして、2文字以上消したいのであれば、それらの文字に水平に線を引いて消すのが普通です。

 

たとえば、先ほどの「ご芳名」などは「ご芳」と2文字になりますので、斜線ではなく真っすぐに二重線を引いて消します。

 

一方で「ご連絡先」については、消したいのは「ご」1文字ですので斜線を引くわけです。

 

「御出席」と「御欠席」の確認については、どちらかを完全に二重線を引いて消します。

 

たとえば、出席をするのであれば「御欠席」の方をすべて消すことになります。

 

その上で「御出席」の「御」だけを斜線で消します。

 

そして「出席」という2文字を丸で囲っておきます。

 

こうすることで明確にどちらにするのか意思を示すことができ誤解を与えずに済みます。

 

そして、敬称を消すことでマナーに従った返信ができます。

 

メールなどで簡単に出欠の有無を聞けるようになっていますが、返信用はがきでの確認がされることもありますのでしっかりと覚えておきましょう。

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