メールの文頭に「お世話になっております」を入れ忘れたら失礼?

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ビジネスシーンでメールを送信するときに、挨拶のようにひとこと「お世話になっております」と記載するのが通例です。

 

しかし、もしこの文言を入れ忘れた場合、相手は失礼と思うものでしょうか。

意外に気付かれないことも多い

ビジネス文書にはある程度「形式」と呼ばれるものがあります。

 

メールの文頭につける「お世話になっております」もその一つでしょう。

 

しかし実際にメールを受け取った時に、この文言があるかないかを気にする人はほとんどいません。

 

なかったからといって失礼だと憤慨する人は少なく、意外にないことに気付かない人も多くいます。

 

書き忘れたことを後から謝るメールを送るよりも、次回送信するメールにおいて「前回は失礼いたしました」と一言添えればよいでしょう。

 

メールを送れば当然相手はメールを見る手間がかかります。

 

相手側としてもちゃんと誤りに気が付ける人物であり、なおかつ相手に無用な時間を作らせない配慮ができる人だと思われます。

 

また逆に「お世話になっております」という記載をされると違和感を持つ場合があります。

 

就活生が企業にメールを出す場合や、初めて連絡を取る相手とのメールの場合です。

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マニュアル的でしらじらしい

就活生がメールの文頭に「お世話になっております」という文言を使うことの是非について、使った方がよいという人と使わない方がよいという人が採用担当者の中でも真っ二つに分かれています。

 

定型文として使うのが常識であると考える人がいる一方で、「学生らしくない」「マニュアル的に感じる」「白々しさが感じられる」といった使わない方がよいという人の意見もあり、かなり強い反発を感じる人がいます。

 

また初めてのコンタクトがメールの場合に、突然「お世話になっております」から始まると、会ったことがあったかな?と慌てる人もいます。

忘れたのではなく使わないようにした人も

定型文として知られる言葉でも、忘れたのではなくあえて使わないようにしているという人もいます。

 

決まった文言よりも、ごく自然に会話するように「こんにちは」や「おはようございます」といった挨拶からメールを書き始める人も増えています。

 

もちろん、定型文を重要視する社風の会社や、物事の決まりや規律を大事にするタイプの人へのメールの場合は、定型の文言として使うようにするとトラブルが防げます。

 

誰に対しても記載すればよい、記載する必要がないのではなく、相手に合わせて使い分けることも大切でしょう。

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