客側の自分が電話で「お世話になっております」というのは変?
自分が客側の立場にいるときに、相手に対して「お世話になっております」ということに違和感を持つ人はいるかもしれません。
商品やサービスを提供する企業やお店に対して電話するときに「お世話になっております」ではない他の言い方をしたほうがよいのでしょうか。
客側もお世話になっているのは事実
日本では「お客様は神様」といった言葉があるように、客側は商品やサービスを提供する企業やお店よりも上の立場と考える人は少なくありません。
しかし、実際には企業やお店が商品やサービスを提供してくれるからこそ、客側は商品やサービスが利用できるのです。
客側も企業やお店にお世話になっているのは事実です。
そのため、企業やお店に対して電話をするときに「お世話になっております」とまず挨拶してもおかしくはありません。
また社会人なら定型の挨拶として電話の第一声は「お世話になっております」からつい始めてしまう人も多いでしょう。
電話を受ける側も社会人なので、相手にとっても決して違和感を持つ挨拶とはいえません。
スポンサーリンク別の言葉に言い換えることもおすすめ
ただ客側が「お世話になっております」というのはちょっとおかしいと感じる人も一定数はいるでしょう。
しかし、なかなか言い換える言葉が思い浮かばないために、つい言ってしまうという人もいるかもしれません。
そこで、言い換え可能な言葉をいくつか覚えておくとよいでしょう。
スマートな表現としては電話を掛ける時間帯に合わせた挨拶でしょう。
朝なら「おはようございます」、昼間なら「こんにちは」、夜間なら「こんばんは」という挨拶のあと、名乗るようにすればよいでしょう。
「〇〇についてお聞きしたいのですがこちらでよろしいですか?」と初めから用件を伝える方法もあります。
客側が電話するのは何かしらかの用件があるときですので、先に用件を伝えると相手には分かりやすくなります。
スムーズに要件を伝えられるメリットもあります。
かかってきた電話に応対する場合
客側が電話を掛けるパターン以外にも、かかってきた電話に応対する場合もあります。
このようなケースではまず先方が「お世話になっております」と言ってくることが多くなるでしょう。
特に親しくしている企業の担当者やお店ではない場合には、「お世話になっております」や時間に応じた挨拶を返すのが無難です。
ただ、全く知らない相手の場合は「どのようなご用件でしょうか?」と返答するとスムーズに要件に移れます。
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