「宜しくお願いします」は2回使っても大丈夫!?

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ビジネスメールの送り方は、社会人として身につけておきたい技能のひとつです。

 

メールは気軽に相手とやり取りができるタスクとしてとても便利ですが、便利だからこそ、ルールやマナーを守らないと相手に不快な思いをさせてしまうことが多々あります。

 

電話と違い、互いの声が聞こえないため、正しいニュアンスで意味や思いが伝わりづらいというのもその理由のひとつです。

 

ビジネスメールの送り方は様々ですが、今回はよく使用する「宜しくお願いします」というワードの使い方について、マスターしましょう。

ビジネスメールの基本

ビジネスメールは仕事関係で使用するメールであるため、私用のメールのように、形式に拘らずに送信するということはできません。

 

まず大切なことは、件名にしっかり要件を記入することです。

 

次に本文ですが、誰宛てなのかを明記します。

 

そして、どのような案件の、どういった要件かを順に書いていきます。

 

基本的にはわかりやすくまとめられているほど好ましく、長々としたメールは忌避される傾向があります。

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また、かしこまったイメージを出すために、全ての文字を漢字に変換してしまう方がいますが、逆に文章が見づらくなってしまいます。

 

ひらがなと漢字はバランス良く使い、無理に漢字変換しないように気をつけましょう。

「宜しくお願いします」は2回出てこないほうがスマート

何かを相手にお願いする場合に使用する「よろしくお願いします」はとても使い勝手の良い言葉です。

 

そのため、メールの文末に締めの言葉としてよく登場します。

 

しかし、同じメールの前半ですでに使用していた場合、本文中に2回「よろしくお願いします」が登場することになってしまいます。

 

言葉遣いとしては丁寧な印象を受けますが、2回もお願いされてしまうと、なんとなくしつこい感じがしてしまうものです。

 

そのため、同じメールの中では2回以上使用しないように、文章の構成を考えたほうがスマートです。

 

これは余談ですが、「宜しくお願いします」と漢字変換する方がいます。

 

しかし、日本語としては「よろしく」というひらがな表記が正しい書き方となりますので、公文書などを作成する際は注意が必要です。

 

ビジネスメールにおいては使用したからといって咎められることは無いと思いますが、きちんとした日本語が使用できることをアピールするためには、使用を避けたほうが無難でしょう。

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