つきましてはと関しましてはの違いとは?正しい使い方について
日本語には、数多くの言葉が存在しているため、使い方に迷うことも多いかもしれません。
正しい言葉の意味を知った上で上手に使えるようになれば、安心して書いたり話したりできるようになるでしょう。
ここでは、「つきましては」と「関しましては」の違いについてご紹介します。
つきましてはの言葉の意味について
改まった文書などでよく目にする言葉の中に、「つきましては」があります。
つきましてはとは、文書や会話などで、すでに話題に上がっていることについて再び触れる際に使用する言葉です。
つきましてはを上手く使用できれば、話題の流れを止めることなく、且つシンプルに進められるといったメリットもあります。
つきましてはは、丁寧な言葉なので、目上の方に対して伝える場合も使用できます。
ただし、注意しておきたいことがあります。
つきましてはを漢字で「付きましては」と書く方がいますが違います。
正しくは、「就きましては」なので間違いのないように使いましょう。
関しましてはの言葉の意味について
「関して」や「関しましては」などの言葉は、さらによく聞く言葉かもしれません。
関しましての言葉の意味は、「●●について」という意味であり、丁寧語として使用されます。
つきましてと関しましての意味に違いはありませんので、内容に合わせて使い分けすると良いでしょう。
スポンサーリンク関しましての例文をいくつか挙げます。
「この件に関しましては、後日あらためて確認いたします」、「当日の交通手段に関しましては、後ほど報告させていただきます」などのように使うと良いでしょう。
つきましてはには別の意味もある
先のご紹介した意味のほかに、接続詞のような使い方もあります。
使い方によって、違いがありますので注意が必要です。
接続詞として使う場合は、文章や言葉の初めに用いて、これまでの話題から逸脱しないうえで、話の内容を変えることができます。
たとえば、「●●という理由から」や「●●ということが理由で」などのような意味を持たせた使い方です。
このように、つきましてはという言葉には、2つの意味がありますので違いを理解しながら使ってみましょう。
敬語を使うことで得られるメリット
確かに、使い方が難しい言葉があるのも事実です。
社会人になってから、初めて出会う言葉もあるでしょう。
分からない言葉に出会った時は、是非調べて自分の言葉遣いの一つのスキルとして身につけることをおすすめします。
言葉遣いや敬語の使い方で、その人の印象が大きく変わってきます。
きちんと使うことができれば、きっと良い印象を与えられるはずです。
聡明な印象を与えられたり、謙虚なイメージも持って盛られることでしょう。
つきましてはと関しましては、ビジネスなどで良く聞く言葉の一つです。
また、つきましてはは、すでに話題に上がっていることについて再び触れる際に使用される場合と、接続詞のような使い方がされる場合があります。
関しましては、●●についてという意味を持つ言葉です。
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