チェーンソーのオイル代はどの勘定科目に入れるべき?

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業務を行うに当たって機械類が必要になる業種はいくつもあります。

 

こうした機械類は定期的にオイルを交換するなど、きちんとメンテナンスをします。

 

こうした費用は業務上頻繁に出ていくものですので、的確な勘定科目を定めて、そこに算入し続けていくことが大事です。

 

そのため、ここではチェーンソーのオイル代を取り上げ、どのように会計処理をしたら良いのかを考えることができます。

 

いくつかの方法がありますので、それぞれの企業でも持っている会計ルールに合わせて処理しましょう。

チェーンソーのオイル代を計上する勘定科目

チェーンソーに限らず、機械類の安全な作動のためにオイルを交換したり差したりすることはよくあります。

 

たとえば、自動車のオイル交換もその一つです。

 

こうした費用は多くの場合、「消耗品費」の勘定科目で処理をします。

 

ただし、チェーンソーの種類によっては、ガソリン等の燃料と混合して使うことがあります。

 

その場合は、燃料の一部として見ることもできますので、「動力光熱費」の勘定科目でガソリンや灯油などと同じ扱いをしても問題ありません。

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特に農業用の会計においては、農業機械に使うガソリン等の費用については、この勘定科目を使うことが多いです。

 

そのため、同じ科目にまとめることで、記帳や処理を楽にすることができます。

 

実際の使い方を見ても、適切な内容で処理されていると言えます。

その他の勘定科目への算入

その他の勘定科目を使う方法としては、「保守・修繕費」を使うことができます。

 

チェーンソーのメンテナンス作業の一部としてオイル交換をするということであれば、一つの保守費用と見ることができるからです。

 

通常、この勘定科目は定期的に支出があるとはいえ、それほど品目が多くないので、仕訳をするのが簡単です。

 

ここにチェーンソー用のオイル代も含めれば、他の機械のメンテナンス費用と合わせて処理できますので、支出を分析する際に便利になります。

 

とはいえ、やはり上記のようにオイルがどのように用いられているかを見ることも大事です。

 

あくまでもメンテナンスの一部としての使用であれば、こちらの勘定科目で問題ありません。

 

それほど金額が大きくなく、頻度も低いのであれば「雑費」での処理をすることも可能です。

 

ただし、やはり雑費は仕訳がしづらいものなどに限定した方が良いでしょう。

 

雑費が大きくなると指摘を受けやすくなりますので、上記のうちのどれかで仕訳をした方が安心です。

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