コインロッカーなどのロッカー代は勘定科目の何に分類するのが妥当?

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法人の中には、ロッカー代という費用がかかるケースが少なくありません。

 

例えば、従業員が出張に行った時にコインロッカーを使用した場合には、そのロッカー代は経費となるわけですが、勘定科目の何に分類するのが妥当なのでしょうか。

 

また、月極などでコンテナをレンタルしている場合などの費用は、勘定科目のどこに仕訳をするのが良いのでしょうか。

ロッカー代が単発的な費用なら勘定科目は「雑費」

ロッカー代といっても、その費用が単発的に発生したものなのか、それとも継続的に発生するものなのかによって、勘定科目でどこに分類するのが妥当なのかが異なります。

 

単発的にロッカー代が発生するケースというのは、例えば社員が出張に行ってコインロッカーを利用したとか、オフィスの移転に伴って一時的にコンテナなどを利用したといったケースが含まれるでしょう。

 

この場合のロッカー代に関しては、単発的に発生したという点から、勘定科目では雑費として処理することが可能です。

 

ただし、雑費として処理する費用は、あまり金額が高くない場合のみとしましょう。

 

また、雑費として処理する経費が多い場合には、雑費の金額が膨らみすぎてしまうので注意が必要です。

 

雑費として仕訳する費用が多すぎると、税務調査が入った時に詳しく説明を求められてしまいます。

 

その準備にかかる時間や作業量を考えると、できるだけ勘定科目の雑費には仕訳しないようにするのが賢明です。

継続的なロッカー代の勘定科目はどうする?

もしもロッカー代の費用が継続的に発生する場合は、雑費として処理するのはNGです。

 

理由は二つあります。

 

一つは、継続的なロッカー代を勘定科目の雑費で仕訳けてしまうと、雑費の金額が膨らんでしまうという点。

 

そしてもう一つの理由は、後から経費の把握がしにくくなってしまう点です。

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例えば、倉庫としてコンテナやロッカーを月極で利用しているという場合には、その費用は勘定科目では賃借料と仕訳けるのが妥当です。

 

賃借料に仕訳けられる費用には、ロッカー代以外にもオフィスの賃料やコピー機のリースなど、借りているものすべてが該当します。

 

ロッカー代に関しても、月極といった長期間で利用している場合や、頻繁に費用が発生する場合などには、雑費として仕訳けるよりも賃借料として仕訳けることをおすすめします。

出張中の移動でコインロッカーを利用した時の費用は?

ロッカー代の費用が発生するケースは多種多様ですし、かかる費用も数百円という場合もあれば、もっと金額が大きくなることもあります。

 

例えば、従業員が出張や外出などで駅のコインロッカーを利用した場合、そのロッカー代の費用は、勘定科目ではどのように仕訳をするのが妥当なのでしょうか。

 

出張中のロッカー代は、旅費交通費に含めることが可能です。

 

法人の勘定科目への仕訳においては、できるだけ雑費への仕訳は避けたいもの。

 

そのため、勘定科目が細かくなってしまってもいとわないという場合には、旅費交通費として仕訳けるのが良いでしょう。

 

この場合には、ただロッカー代として記載しても分かりにくいため、具体的にどの場所でコインロッカーを使用したのか、使用時間は何時間ぐらいだったのか、といった情報についても記載しておきましょう。

 

こうすることによって、後から税務調査が入った時でも、思い出せずに苦労することがなくなりますし、勘定科目を見直した時も明白にどんな費用だったのかを把握しやすくなります。

 

ロッカー代を勘定科目のどこに仕訳けるかという点については、法人の経理担当者が一貫性を持って対応することが必要です。

 

一貫性を持った仕訳なら、雑費として処理しても旅費交通費として処理しても、後から振り返った時に費用を把握しやすいでしょう。

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